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□隠されてた想い
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今日は休日。

と言うことで、買い物に出かけた。
久しぶりに服でも買いたいなーって思ったから。

近くのショッピングセンターに足を運ぶと…いきなり何かの視線を感じた。

そっちを何気なく見てみると…
見慣れていた人が見慣れない姿で、椅子に座って居た。



「……。」

『…え?あの、あれ?』

「…ひしゃしぶりだなぁ、風月」

『ひしゃしぶりって…や、闇マリク?
いや‥そんなハズないよね』

「合ってるじぇ?
しょれよりテメェ、俺を見極めんのはシャ行かよ」

『なっ…嘘だ…!
だって前に消えたし…』

「シュルーしゅんな」



そう、少し前に闇マリクは消えたのだ。
マリク君がサレンダーして…闇のゲームに負けて…

帰ってきたの…?
いや、まぁそれはまだ許せるとして。



『な、何で子供!?』



そう、子供の姿なのだ。
身長は…多分120p強くらいだろう。

子供が好きな私はコレに萌えないハズがなく。
しかもサ行を噛んでしまうオプションも。

可愛い…っ!
さっきからサ行を噛み続けてる闇マリク(子供)可愛い!!

何だかデカい時のマリクよりも、サ行を噛んでる気がする。



「知らねぇ、いつの間にか主人格の家の近くにいて…このしゅがただった」

『んな…っ!?』



しゅがた…姿ね。

やっぱり帰ってきたのか…
まぁ私に取っては嬉しい事だったりする。

闇マリクの事はずっと気になってたから。
あー恋愛方面じゃなくて、多分。



『兎に角、喫茶店でも行かない?
色々と喋りたいし』

「俺と、か?」

『何よーそんなビックリした顔して。
行きたくないなら無理に、とは言わないけどさ』

「…行く」



萌えた。

適当に相槌を打ち、喫茶店があるところに行こうと足を進める…が、ふと気付く。

…闇マリクがこんな小さかったら絶対ハグれちゃう。

ハグれる自信がある。
(そんなのいらない)




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