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□夏祭り
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「風月…夏祭り行k『行く!』……。」




夏祭り





今日は待ちに待った夏祭り!
晋助が言い出すのをずっと待ってましたよ!



「…行く気満々だなァ」

『当たり前でしょ!?
ほら、晋助も早く用意して!』



髪の毛もセットして、殆ど準備は完了だ!

呆れた様に溜め息をつく晋助。
あぁもう前をはだけさせて!

いつも通りだけどセクシーだなぁ!!



「俺は既に出来てるっつの」

『じゃあしゅっぱーつ♪』

「風月…まだ寝巻きじゃねェか…」


………。



『Σそれ早く教えてよ!
ちょ、ちょっと待ってて!?』

「何で気付かねェんだよ。
着替えなら手伝うz『出てけ♪』……。」



あれから超音速《マッハ》で支度した。
そのせいで髪の毛が乱れ、また焦って…というアクシデントもあったけど。

支度を終えると、すぐに祭りの会場へ飛び出した。



『晋助ー!すっごい!
屋台と人がいっぱいだぁ!!』

「祭りなんだから当たり前だろ」

『いや〜テンション上がるじゃん?
あ、たこ焼きとりんご飴ほしい!』

「はいはい…」



晋助の手を引っ張って買いに行く。

その時、晋助は微笑んでいて、学校やクラスメートには見せない特別な表情だった。

少しドキドキしながら屋台に向かうと…
なんか もの凄い見慣れた人達が、あたし達の目に入ってきた。



「今だから言うけど、銀さんの風月に近づかないでくれる!?」

「いつ、てめェのモノになったんだ!
俺のモノだ、触んじゃねぇ!」

「瞳孔野郎は黙るヨロシ!
風月は私のヨ!」

「チャイナァ、てめェだけにはやれねェ!
それと死んでくれ土方コノヤロー」

「てめェが死ね総悟ォォォ!」

「風月ちゃんが可愛いのは知ってるから、俺の店の前で暴れないでェェェ!?」

「『…何だこれ』」

「「「「「風月!!/ちゃん!!」」」」」




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