Song

□アナザー:ワールドイズマイン
1ページ/8ページ


世界で一番おひめさま

分かっているから お前は俺の嫁





「風月!これ見てみろ!」

『んー何ー……
…マジで何それ』



風月が俺の服を見て驚いた顔をする…
フフフ…無理もない。

俺のTシャツに誰もが悩殺されるような、風月のセクシーショットがプリントされてるからなぁ!

遊びに来ていたバクラも羨ましそうに見てるじぇ!!



「いいだろう!?
作って貰ったんだじぇ!!」

『そんな知恵付けないで』

「凄ぇな、アレ。
あんなのが彼氏なんだなぁ?」

『あれは彼氏じゃない』



風月は立ち上がり、俺の近くに寄ってくる。

そうやって照れ隠しをしているのだろう?
何もかも分かってるじぇ。



『くたばれ』

「ん?…ぐはっ!?」



いきなり顔に頭突きをされた。

痛い痛い…
興奮して鼻血が出てしまうよぉ…



『バクラ、GO』

「いいんだな?」

『うん、思いっきりお願い』



風月の魅力にフラつく。

次にバクラが近寄ってくる。



「…んなモンよく着れるな」

「おぉ、マクラも着たいのか?
残念だが、俺の嫁にh」

「俺はマクラじゃねぇ!
くたばれ!!」

「Σあ゙ぁぁぁぁぁ!!」



派手に俺の服を破られた。

嫉妬ってモンは怖いじぇ…
また店員とやらを脅して作らせるか。

フワリと長い髪を靡かせてソファに腰掛ける風月。





その一

そういえば髪切った?
少しだけ撫でてやる





「…ん?
風月、きしゃま髪を切っただろう?」

「あ?切ってねぇだろ」

『え…切った、よ。
揃える程度に』

「Σはぁ!?
全く変わってねーじゃねぇか!」

「フフ‥ハハハハ!!
分かるに決まってるだろう?
きしゃまの彼氏なんだからなぁ!
5oほど切った事くらい!!」

「………は?」



唖然としている風月。
そして自分の身体を、両手で抱き締めていた。

恥ずかしいのか?
嬉しいのか?

フフ…どちらにしても可愛い反応だじぇ。



「一際可愛くなったなぁ…
撫でさせてくr」

『嫌。』



連れないねぇ。

あぁ、バクラがいて恥ずかしいのか。
クク…本当に照れ屋だなぁ。




次へ  

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ