月の輝き〜芯のきらめき〜
□プロローグ〜謎の美少女〜
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帰り際
男の子が校庭を走っていた。
あのウェアは…テニス部員…?
すっごい汗だくで
死にそうな顔して走って…
…倒れた。(ёAё)
とりあえず見てしまったし死なれても困るから近づいて生存確認してみる。←
「…もしもーし?」
ハアハアと激しい息使いは聞こえるものの
返事はしない。
俯せになってたから、ゴロッとひっくり返す。
脱水症状かな。
とりあえず日は十分くれて暗かったから、彼はそのままに水道の方に向かう。
水道の下にあったバケツに水を一杯くんで、戻る。
戻ると
テニス部っぽい人達が2、3人いる。
丸井「お前、また赤也騙しただろぃ?」
仁王「あんまりに真田に立海でNo.1になりたいと言うじゃけぇ…(笑)」
「俺ではない!変装したお前だ!…にしても練習後からグランド100週は無理にもほどがある!」
「…ぷりっ。」(・ω・`)
「とにかく水分取らせて冷やさねえと。…ジャッカル」
「俺かよ!?」
「どいて。」
大きな声で言われ一同驚き、女の子の方を見ると
Σ((°Д°)))
バケツを抱えた女の子。
バッシャッッ
赤也・丸井「うわあ!つめてえ!」w(°□°)w
赤「てんめぇ、何すんだよ!」(`д´)
起き上がり、怒った切原
「それだけ言えたら大丈夫そうね。
無茶したって遠回りするだけよ。もっと自分の足元見れば?
そのうち死ぬよ?
」( ̄ー ̄)
「は!?」
ジャッカル「お前、脱水症状と熱中症で倒れてたんだぞ!」
「マジで!?」(((°Д°)))
「後は先輩達に世話してもらいなよ!
コレ、あげる。」
背を向け際に、女の子が投げたのはスポーツドリンク。
受けとった切原は
「うぉっ、と。誰だか、わかんねーけど、サンキューなー!」
と叫ぶ。
女の子は背を向けたまま
「足の筋肉のバランス悪いよ〜、左足もうちょっと鍛えた方がいいんじゃないー?
まあ…ほどほどにねw」
と言い残し去って行った。