Secred Song Story
□運命
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それからしばらく経ったある日のこと
「…んぁ?」
グレイはギルドの前に不審にキョロキョロする小さな女の子を見つけた
「何、やってんだ?入れよ?」
ギルドは一般人も普通に入れるためグレイは中へ促した
「えっと、ここは魔導士ギルドFAIRYTAILですかか?」Σ(°Д°;≡;°д°)
「…プッ笑」
「ガーンΣ(°д°lll)」
「わりいな、今壊れてんだ。ファントムってギルドに襲われてな(--;)」
「私、FAIRYTAILに入りたいです!」
「あー…今近々ギルド同士で戦争が起きるかも知れないから終わってからの方が…」
グレイは困ったように目をそらすと
「私、絶対足手まといになりません!FAIRYTAILがなくなってしまったら居場所がなくなってしまうんです!!守らせて下さい!!私も!」
あまりにもまっすぐな目をグレイがびっくりしていると…
ナツが中から飛び出して来た。
「お?新入りか!(*≧д≦)ノ来いよ!ε≡≡≡ヾ(。ゝω・。)ノ」
そうやって女の子の腕を掴むと地下へ引っ張りつれていく
「おぃ、ナツ!!」
グレイの呼び掛けも無視してナツは地下の部屋へと連れていく
「新入りだ!」
「………」
「えっと、おじさま、マスターは?」
シーンとする空気の中おずおずと女の子は質問する
ファントムに襲撃し、倒れたことなど口にできず皆だまっていると
ミラージュンが笑って答えた
「今ちょっといないの。新入りさんかな?」
「はい!話は少し聞きました、お願いします。私もおじさま、マスターに頼ってきました。なのにギルドなくなってしまうなんて嫌です!」
ドーン!!!!
その時すごい音がした
「何の音だ!」
皆で上に上がるとそこには歩くファントムのギルド
「なんじゃありゃー!」
「なんなのアレ!!」
皆口々に叫ぶ