○スラダン裏物語

□裏 black×black
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「久しぶりだな…神」

「会いたかったよ…藤真さん」

翔陽のキャプテン藤真。
海南のスタメン神。

二人は駅のホームで、待ち合わせをしていた。

実は恋人同士の、この二人…
部活、部活で
多忙なため、会えない日々を過ごしていたのだが、
今まさに、1ヶ月半ぶりに会う事が出来たのだ。

「行こっか?」

「おぉ」

久しぶりのデートの為、遠出をしたい!と藤真がワガママを言い出し、二人は電車に乗るのだが…

ガタンガタン…

「くそぉ〜ッι滅茶苦茶、混んでるじゃねぇかι
神!何とかしろっι」

「何とかって…だから、休みの日に遠出なんて嫌だって言ったのにι」

電車の中は、超満員…
人混みで藤真は、押し潰されそうになっている。

一方、神の方は、そこまで、苦ではナイと言った表情だった。

「神ッι」

「ん?」

「何で、そんな余裕な表情してられんだよッι」

「別に…満員電車とか平気だし?
ほら…身長高いから、そこまで、苦にはならない…みたいな?♪」
…Σ!
「喧嘩、売ってる?」

「全然♪」

確かに神の目線には、人がいない…
身長が高い神にとって、人混みは、ソレほど苦ではナイのだ。
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