○スラダン短篇物語
□相合傘
1ページ/8ページ
「やけに床が滑ると思ったら雨降ってんじゃねぇかぁ↓…。」
体育館から外を見て恨めしそうに花道はつぶやく。
「雨は嫌いだ…。」
「まっ?梅雨だし仕方ねぇんじゃねぇの?」
と宮城…。
「げ!?雨降ってんじゃんっ俺、傘なんて持って来てねぇぞ〜ι」
ソレを聞き、すかさず宮城は三井のところに駆けよった。
「だったら三井サン!俺と一緒に相合傘して帰りません!??俺、傘持ってるしぃ〜〜っ(照)」
「はぁ?嫌だよ…ι何で男と相合傘なんかして帰らにゃイケねぇんだよ?ι第一なァ?お前と相合傘なんかしたら俺が傘持たなきゃイケねぇだろーがっ」
「じゃぁ俺が、傘持つしっ!!」
「しゃがまなきゃイケねぇから嫌だっ!」
そんな言い合いの中めがねがキラン*゚と光る男、木暮が口をはさむ…。
「三井っ俺、前に忘れてった傘があるから手持ちが丁度2本あるんだ、よかったら傘貸すよ?」
「マジか?木暮♪じゃぁ今日、一緒に帰ろーゼ!」
「あぁっもちろん(喜)」
ソレを見てチッと舌打ちをする宮城…