ちょーっと暗いし重いし長いので読みたい方だけボクを深く。似たような境遇の方話してみたいなあなんて。

女?優 
男?雅芳

ノット同一性障害、長年演じ分けてきてしまったっていう感じ。

幼少期、右も左も分からなかった頃から父親に性的虐待を受けて育つ
小学生低学年辺りで良くないこと?と気付く、やっと抱く嫌悪感?
三つ下の弟と自分への愛情の比較をしだすのもこの辺りか、母親、姉、姉の友達がとにかく弟可愛い可愛いだった。
小学生高学年位まで、何とか性的虐待から逃げよう、その対象から外れようと四苦八苦。ついでに、母親や姉達に、自分は女だから愛されないのでは、という思いが生まれる。
小学六年生には髪は長かったものの服装は真っ黒のメンズになってた、一人称もオレに、それより過去はすーごい少女趣味の服ばかり着てたのにね。
多分この時点で父親にそういう目で見られるのは女の自分が悪い、身内の女には男なら愛してもらえる、みたいな概念が出来上がっていたかも。
小学生の時点では恋愛対象は多分男性、男性恐怖症にはならなかった模様。

中学生になる頃には性的虐待の対象からはすっかり外れて、何に影響されたかプレイボーイ風にいきってた、そして何故かモテた、女性に。自分から抱く恋愛対象は相変わらず男性だったけど、求められれば女性の相手もできた。
この頃辺りから男性として生きた方が楽だと思い始める。(男には狙われないし女には愛してもらえる、みたいな)
ちなみに三つ下の弟との軋轢はブラコンになることで消化。自分が可愛いと言われないのならいっそ一緒になって弟可愛いって言ってれば構ってもらえる&自分の心の寒さを誤魔化せる。思い込みの力って凄いと思ったのがホントにブラコンになった事←
中学三年生、一人の女の子(K)をわりと本気で好きになる。けど、ボクのあまりのサイコパスさに恐れられてバッサリとフラれる。高校までこれは引きずる。
高校一年生夏休み、中学生の頃に自分を好きだと言ってくれてた女性(莉緒)に改めて告白される。この時は別に莉緒の事が好きでは無かったけど、中三の恋を断ち切る為的な意味でオーケーした。今思うと最低ですね。
しかし他校ということもありほぼ放置され自然消滅、その間は適当に傍にいた女の子とかと絡んでいた。
高校の時点、制服こそ普通に女のものを身に付けていたけど違和感はあった。でも目茶苦茶伸ばして足首位までにしてたロンスカにはテンション上がってた気がする。
高校三年生、ネットや身近で適当に女の人と付き合ってたけど、夏休みに再び莉緒に告白される。何を思ったかオーケーした。卒業間近でよく会うようにもなったので莉緒を優先するようになった。
卒業して高校からやってた水商売の厨房から何を血迷ったか(給料の違いにつられて)フロアに進出、ここで、生物学的には女なのに、女のふりをしてるっていう感覚の自分がいる事に気付く。
最終的に二十歳には女扱いに限界を迎えて店を辞める。
フリーターになって、制服が男女でそこまで違わず髪型もそこそこ自由な場所で働き始める。
莉緒との同棲の話も出て、頭の中で結婚という夢を見るようになる。
この頃から、旦那になる夢と、父親になる夢を明確に描くようになる。
そして戸籍を変えたり姓名の変更とかを意識して、改めて自身に雅芳という名前をつける、回りにもある程度この名前で広めていた。

と、色々と端折りますがその後莉緒とは別れます、理由は結局言ってもらえませんでしたが、オレが多分悪いです。DV癖もあったし、愛情表現もくっそ不器用だったので。

ここまでで、わりと長い間自分を男と認識して生きてきて、のちに職場でゆーさんという男性に恋をするのだけど、そこで男は普通女の人が好きだから、女の格好して女らしくしよう、となる。この辺りで自分の中での違和感が目茶苦茶仕事をしだす。

まず生物学的に女性なのに、女装しているって感覚。見た目女になったのだから仕方ないのに、女扱いに感じるストレス、女装男子って言われる方が安心する。回りの自分の性別を知っている人からの誉め言葉(綺麗になったね)等の言葉に傷付く。見た目女なのに女子トイレに入れない。女として扱われることに明確な嫌悪感がある。
多分長年雅芳(男)として生きてきた為女としての自分を受け入れられなくなっているのだろうという事に気付く。


そして現在、ゆーさんと付き合うことになり数年、この人がとても性別とか性思考に対して柔軟な考え方の人で助かっている。ある程度の自分の過去も話して受け入れてくれて、何とかどう生きたら楽になるかとかを一緒に考えてくれている。


男性と付き合って、ちらつく結婚とか子供問題、等、今色々と考えています。
多分雅芳はオレを守るためにオレが作り出したものだから、別にそれはそのままでも良いんじゃないかとか。無理に女っぽくしなくて良いんじゃないかとか、もう、自分を守れる大人だし自分の中の女に怯えなくても良いんじゃないかとか、そもそも思春期に性格が変わったってだけで元々は自分なんだからそれで良いんじゃないかとか性別に拘りすぎだとか色々色々。


支離滅裂になりましたがボクはこんな感じに生きてます。今でも自分がどうなりたいか明確なヴィジョンは見えてないけど、何とかオレらしく生きられるようにと日々考え込む日々。



ホントに長くなった、もっと年表みたいにさくっとまとめれば良かった。でもメモ帳使ってしっかりと書くのはめんどくさかったのでだらーっと書きなぐった、誤字とかは勘弁、ボクはこんな人間です。っていう。




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