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【綾辻行人 (あやつじゆきと)】

ミステリ作家。新本格派の一人。
この人と言えば館シリーズ。他に“殺人方程式”や“殺人鬼”(これはスプラッタ)シリーズなども。ホラーテイストな作品多し。

奥さんが小野不由美だと知った時、驚いたが妙に納得もした。ホラーめいたミステリ作家とミステリめいたホラー作家だし。

館シリーズに出てくる、中村青司の建てた館に住んでみたい。……殺人事件がきっと起こるだろうけれど。

【有栖川有栖 (ありすがわありす)】

私の一番好きなミステリ作家。新本格派の一人。
火村&アリス(作家アリス)シリーズや江神さん(学生アリス)シリーズを書く。ノンシリーズもの、エッセイなども多数あり。

テツでトラキチ。よく綾辻行人と仕事をしている(『安楽椅子探偵』とか)。デビューがほぼ同時期でお互い関西圏の人だからか。

優しいけどブラックなところもある彼の文章が好き。
私が本格的にミステリにはまったきっかけでもある。

【上橋菜穂子 (うえはしなほこ)】

児童文学作家。ファンタジーを書く。
“守人”“旅人”シリーズの作者。

強い女の人は素敵です。主人公が30代独身女性の児童書はなかなかないと思う。“ママ”が主人公というのはあったけれど。
『精霊の守人』のアニメ版バルサの外見に凄く違和感があったり。もっとたくましい人かと……。

実は“守人”“旅人”シリーズしか読んでいなかったり。

【小野不由美 (おのふゆみ)】

ホラー作家。……なんだと思う。
十二国記シリーズがかなり有名になったけれど、私の中では彼女と言えば悪霊シリーズ(『ゴーストハント』として漫画化されている)である。

彼女の作品の中で悪霊シリーズだけが妙に文字数が少ない。ティーンズハートだからか。……悪霊シリーズの続編がホワイトハートで書かれているけれど、それは文字数多いし。

ホラーもかなり好き。ヒタヒタと来る怖さが良い。

【香月日輪 (こうづきひのわ)】

児童文学作家。妖怪物がほとんど。
“地獄堂霊界通信シリーズ”や“妖怪アパートの幽雅な日常”の作者。

飾らない大人がかっこいい。彼女の作品は真正面から“生きる”と言うコトを書いていると思う。

みょーに萌ポイントをつくのはある意味同類だからなんだろうな……。妖怪アパートとか、千晶先生が出てきてからあっち方向に行きかけてるし……。

【清涼院流水 (せいりょういんりゅうすい)】

ミステリ作家。“清涼飲料水”ではない。
第2回メフィスト賞受賞作『コズミック』でデビュー。JDCシリーズやら何やら色々なところで色々書いている。

ちなみに12ヶ月連続刊行の『Perfect World』は読めば英語が習得できる(かもしれない)と言うステキな小説である。

彼の執拗なまでの言葉遊びには脱帽。そこまでやるのか!? と言うくらい二重三重四重に意味を掛ける。

常に意外な点をつく、その作風が好き。

【柄刀一 (つかとうはじめ)】

ミステリ作家。新本格派な人。
“三月宇佐見のお茶の会”シリーズや“天才・龍之介が行く!”シリーズ等の作者。ノンシリーズ作品も多数あり。

ロマンティシズムと論理の融合した作品を書く人。宇佐見博士のシリーズは特にそう。

そう言えば『御手洗潔対シャーロック・ホームズ』と言うのも書いていた。

どうも心ときめくテーマが多い。それも好きな一因。

【西尾維新 (にしおいしん)】

ミステリ作家。名前が回文。NISIOISIN。
第23回メフィスト賞受賞者。シリーズものとしては戯言、人間、りすか、刀語、等々。戯言シリーズは完結したにもかかわらず未だ根強い人気がある様子。

何か系統が清涼院流水と似ている。両名とも型破りだからだろうか。

戯言な世界が好き。伏線の張り巡らされた世界が好き。

【はやみねかおる (はやみねかおる)】

子供向けミステリ作家。
“夢水清志郎”シリーズや“怪盗クイーン”シリーズ、“都会のトム&ソーヤ”シリーズなどを書く。

赤い夢の中に住んでいる元小学校の先生。作品のいたる所にあるちょっとした遊び心に、ミステリへの愛が見えたり。
ちなみに『勇嶺薫』という漢字表記だと大人向けミステリ作家になる。

『勇嶺薫』の作品はかなり好きかも。

【氷川透 (ひかわとおる)】

ミステリ作家。新本格派な人。
“氷川透”シリーズや“各務原氏”シリーズなどを書く。
ばりばりのロジックで構成された作品を書く。また、フェミニスト(これは個人的な印象)でサッカー好き。

……彼の初期作品が本屋で手に入らないのが悲しい。『最後から二番目の真実』は地元の本屋で発見したのだけど。

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