薄紅秋桜

□新婚さん、いらっしゃいませv
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今日の夕飯は僕…じゃなくて!!アボカドサラダとラーメン!! え…僕の好きな物だけじゃないかって?いいじゃん別に♪

僕はテーブルに夕飯の準備をしながら孝宏がお風呂から上がってくるのを待った。何気にこの待ってる時間も好きなんだよね…。

あっ…孝宏が上がったみたい。

「ほらっ、ちゃんと髪乾かして!!風邪ひいちゃうといけないから。もう!ここに座って!僕が乾かしてあげる!!」

「幸季は心配性だなぁ…」

「(ムッ)じゃあ、自分で乾かせば?はいっ!!」

「ごめんなさいごめんなさい…;;」

「…ふぅ。謝る位なら言わなきゃいいのに」

孝宏は何か一言多いんだよね…。僕はドライヤー片手に櫛を使って髪を乾かしていく。孝宏の髪を弄るの大好き。何か安心するっていうか…。

「はいっ!終わり!」

「ありがとう、幸季」

「夕飯の準備は出来てるよ。伸びるから早く食べて」

「今日はラーメンか…幸季らしいな…良かった。見た目は普通だ…味もいいといいな〜」

「どういう意味!?失礼だなぁ…僕が愛情込めて作ったのに!いいよっもう!食べなくても!!」

「ごめんなさいごめんなさい…;;」
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