紫陽花日和
□宮田さんと俺
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「櫻井君!」
え…?
「どうしたの?こんな所で。奇遇だね♪」
み…宮田さん…
「宮田さんこそ…」
まさか会えるなんて思って無かったから…
ちょっと声震えそう…
「僕はちょっと事務所に用があって、その帰り。櫻井君は?」
「俺はスタジオがこの近くだったので…」
何気ない会話でも俺には凄く嬉しい事で…。こういう仕事だと会える時は会えるけど会えない時は本当に会えない。
宮田さんと肩を並べて他愛もない会話して歩く。
こんな時間が愛しくてしょうがない。
愛してます…宮田さん。