紫陽花日和
□俺の誕生日に来た愛しいあなた
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『櫻井君家っていつ来ても綺麗に片づいてるよね〜僕の家獣道だからね』
『(獣道って…ι) そこら辺に座ってて下さい。お茶入れてきますから』
『僕がやるよ。今日の主役は櫻井君なんだから、ゆっくりしててよ』
『宮田さん、どこに何があるか知らないじゃないですかιいいから座ってて下さい』
『…は〜い。』
宮田さんがわざわざ俺の家に…。誕生日祝ってくれるのかぁ…(じ〜ん…)
あ…宮田さん甘いもの好きだったよな…。確か貰い物の和菓子があったハズ…。あ…あったあった。
良し…お茶も入れたし。早く戻らないと…
『宮田さん…お待たせしま…って……何やってるんですか…』