月夜の露
□戸惑い…そして…
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「幸季、どこかに寄らないか?」
「あ、森川さん。いいですよ。久しぶりに丼もの食べに行きましょう!」
「却下」
「え〜っ、行きましょうよ〜」
「幸季は甘やかすと後が凄いからな」
「別に普通です!」
「……………。
宮田さん、俺も行っていいですか?」
「え……。うん…僕は別に…森川さんは?」
「俺も構わないが」
「じゃあ3人で行こう〜♪」
「………。」
「………。」
「……?あれ…二人ともどうしたの?」
「いえ…何でもないです。じゃあ行きましょうか」
という事で、収録が終わった僕達は3人で夕御飯をどこかで食べる事にした。
「何食べる?丼もの?」
「却下。」
「ぶぅー!森川さんの意地悪〜っ」
「俺は別に丼もので構わないですよ」
「本当?櫻井君! やったー!はい、森川さん、2対1で負けね!丼もの決定ー!」
「………(今日はどういうつもりだ、櫻井…)」
「………(俺の目の前で宮田さんと2人っきりにはさせませんから…)。」
「…ん?あれ?またぁ!?もうっー!二人とも置いてくよー!僕お腹空いてるんだからー!丼もの♪丼もの〜♪」
う〜ん…2人とも今日は仲悪いなぁ…。なのに妙に見つめ合ってるし…。収録の時はあんなじゃなかったんだけどな…。
僕が食べてる時もこんな調子の2人で……。
そんな中でも櫻井君は相変わらず僕に優しい…。櫻井君は今も僕の事好き…なのかな…
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