03/12の日記

23:32
SQ4月号感想(ネタバレ注意)
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よし!三月中にSQ買えた!感想書けた!来月もがんばれ自分!
というわけでSQ4月号感想です。





・本編の内容の重さとシリアスさに、過去の自分の感想が不謹慎に思えて仕方ない。

・フォーがアルマに話しかけたのは、アルマが被験体だからというだけじゃないと思うんだけど、
立ち位置的には研究所側なのか…。それはそうか…。
神田とアルマって本当に味方がいないんだなー。セカンドって本気で孤独な存在だと思う。
しかも、アルマがいなくなってからは(実際は生かされてたけど)神田だけがセカンドだったんだもんなー。
ティエドール元帥やマリやデイシャは、神田の出自を知ってたんだろうか。
なんとなくティエドール部隊は仲良さそうだなと思ってたんだけど、神田にとってはそれも教団の一部だからなー。
この数年間、神田が心安らげる場所ってあったのかな。あったんだといいな。

・「なんだそれ」というのはアレンと神田、どっちのモノローグなのかと思ったけど、たぶん両方かな。

・アルマの「人でなし!」発言のあとの両者の表情が切ない。どんなに仲良さげでも、
実験する側とされる側っていうのは変わらないんだもんな…。
一人一人は皆悪い人ではないのに、なんでこんなことになってしまっているのか…。

・この間は「使徒さま」って言ってたのに、今度は「人形め」って言ってるんだけど、
鴉の皆さん的にはやはり後者の方が本音なんでしょうか。

・鴉に向かって叫ぶアレン。これは過去のすでに起こった出来事で、
介入することはできないとわかってはいても、叫びたくなるよね…。

・アルマが黒こげに!…と思っていたら鴉の皆さんが真っ二つに!!

・アルマが突然イノセンスを使えるようになったのは、やっぱり「ユウを助けたい」という想いに反応したんだと思うけど、
イノセンスってこのパターンが多いよね。誰かを助けたいという気持ちに応えるっていうのが…。
でもクロウリーなんかはいきなり適合者になってたし、基準がよくわかりません。
クロウリーのパターンがイレギュラーなのかな。それとも、クロウリーにも以前にそういう出来事があって、
もっと早く適合するはずだったのを誰か(たぶん御祖父様?)が阻止して、
その後クロスがタイミングを見計らってロザンヌを持ってきたとかそういうことなんだろうか。
(適合しそうになったイノセンスを抑えるなんてできるのかという疑問はあるけど)
(それとも、適合者であることはわかってたけど、シンクロまではしてなかったとか?)

でも、もしクロウリーが小さい時に適合者であるとわかるような出来事があり、
かつ御祖父様が教団の中で行われてた実験とかの内容を知っていたとしたら、
やっぱりなんとかしてクロウリーが教団に連れて行かれないようにするんじゃないかという気はする。
教団が何年前からああいう体質なのかわかんないけど、エクソシストだけが我らの希望!だから死んでも戦え!な
あの空気を見ていると、適合者だとばれたが最後、問答無用で引っ立てられて行きそうだし…。
リナリーみたいに心身ともにボロボロになっちゃった例もあるし…。
そう考えると、御祖父様の「城から出るな」という遺言は、
唯一の血縁者である孫のクロウリーを守るためだったのかなー、とも思います。
適合者だと教団にばれるとまずいから大人しくしてろっていう…。まあ、妄想なんですけどね!(根拠なし)

・方法にもよるけど、脳移植ってことは、「別の器」がある程度大きくなってなければ無理な気がする。
でも完全に大人でも扱いにくいから、二人とも身体的には少年なのかな。

・それにしても…ロードのいう「別の器」って、どうやって調達したんだろう。
初めから脳の部分が空っぽの生体ゴーレムとかならいいんだけど、アルマも神田もそういう感じじゃないよね…。
死んだ肉体じゃ意味ないし、生きたまま手術で脳を取り出された子供の体、とかだったら嫌だなぁ…。
あるいは人工的に人間の体を培養してたのかもしれないけど、
それにしたって脳を取り出される側の自我は無視していいのかっていう。
気になるけどあまり深く考えたくないでござる。

・なんとなくだけど、セカンドってアクマみたいだな…。死者に安息を許さない、という意味で。
絶対的な何かに対抗するために同じような力に手を出す、というパターンはよくあるけど、教団の発想は千年伯爵と似てると思う。
長きにわたって相手に対抗する力をつけようとし続けていると、似てくるのかな。

・被験体にされようとしている瀕死のマリは今月のショッキング大賞。
最初あまりに衝撃過ぎて、時間軸が過去に戻ったかと思って「え?神田の本体ってマリだったの?」とか
意味のわからない混乱をしてしまった…。
だって、包帯も取れていないマリが戦場に駆り出されてるなんて思わないじゃないか!
ただ「こういうことがあった」と知らされるだけでも衝撃だけど、
これまで親しんできたキャラクターがその犠牲になろうとしているというのはよりリアルに重さを感じる…!

・今まさに息絶えようとしているマリの周囲で交わされる、淡々とした報告連絡のやりとりが腹立たしいったらないよ!
マリの「死ねる」発言を聞いたあとだけに、この場面は痛い。心身ともに痛い。
死という休息すら与えられず、どこまでも解放してもらえないなんて、マリは思ってなかったんだろうな。
天国にいると信じてた仲間たちも被験体にされてたわけで、本当にあらゆる人を不幸にする計画だ…。
戦場で一人倒れるまでの間に、マリは何を思ったんだろう。
最後に映る光景は、やっぱりアクマのどアップだったのかな。
この光景を見てると、エクソシストの魂は誰が救ってくれるんだろうとか考えてしまう…。

・長官はきっとあの電令を伝える事に何のためらいもなかったんだろうなー。
今まで何回も同様の命令を出してきたんだろうし。そこが長官らしさでもあるんだけど。

・広い意味では長官や鴉を含めた教団の皆がこの戦争の犠牲者だと思う…けど、
戦争が終わったとしても、長官が救われる日は来るんだろうか。個人的には来て欲しいです。

・アルマと神田が成長して、今でも仲良くエクソシストやってたら…と思わずにいられない。
アルマの人懐っこさを考えると、神田とはいいコンビになってたんじゃないかと思う。
アルマの性格的に、クロウリーとも仲良くしてくれそう。そんな話読みたいなー。そしてできれば書きたい。
彼らの今の現実を考えると、二次創作の中だけでもいいから幸せになって欲しいと思ってしまう…!





胸の奥にずしんと沈むような展開が続くけど、その一方で続きが楽しみでしかたない!
来月号はどうなるんだ!早く1ヶ月経たないかなー!!

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