モンゴルは夜の冷え込みが厳しく、冬場は−40℃以下になる事もあります。そのため、家のないストリートチルドレン達はマンホールの中で生活しています。なのでモンゴルではストリートチルドレンの事をマンホールチルドレンと呼んでいます。

マンホールチルドレンの生活
・服は何ヶ月も同じものを着ている事が多い。たまに公衆トイレなど水があるところで洗濯したり、古着を拾ったり、恵んでもらったりしている。
・噴水やトイレの水で体を洗う
ちゃんとした住民登録がないので人身売買され臓器移植のために殺されてしまう事もある。
・子供なので安い賃金で重労働をさせられる。


マンホールチルドレンの健康状態
・子供達の多くが栄養失調の状態にあり、免疫力を弱めている。
・病気にかかっても、多くの子供達が自己流の治療に任せて軽い病で死に至る事もある。
・1日の摂取カロリーが0カロリーの日もある。
・マンホールの中は虫が多く、呼吸器系の疾患にかかりやすい。

世界のストリートチルドレン

トロント・・・ストリートチルドレンの50%がクラミジアに感染

カンボジア・・・HIV感染が新たに発覚した人の40%がストリートチルドレン

グアテマラ・・・ストリートチルドレンの
53%が性感染症に感染
92%にシラミが見つかる
88%は呼吸器系の疾患を患っている

どこの国も共通して皮膚の病気が一般的にみうけられる。


発展途上国の子供達
5歳以下で死亡する子供は年間約1215万人

その内訳
30%・・・肺炎
25%・・・下痢
5%・・・麻疹
3%・・・百日咳
3%・・・結核
34%・・・その他

極度の栄養失調で亡くなる子供達というのは意外と少なく、子供達の死因の60%は3つの病気(肺炎・下痢・麻疹)によるもので、これらの病気はちょっとした知識とわずかな費用で治す事が出来ます。

ゴミ山で働く子供達
・モンゴルの夏はとても暑く、乾燥しているので、ゴミ山では自然発火を起こす事がある。ビニールやプラスチックが燃えるので、その煙は有害で、ダイオキシンも大量に発生している。
・ゴミ山には色々なゴミが捨てられていて時には人体の一部や子供の死体も発見される。
・有害ガスにより呼吸器系の病気になったり、傷口から病原体が入り感染症にかかる事もある。


ゴミ山で働く子供達の声
・ゴミを拾いながら生活してる。
・ゴミを運んでくるトラックにひかれて亡くなる子もたくさんいる。
・教育が受けられない
・友達と一緒にいる時が一番楽しい
・ゴミ捨て場に住んでいる。
・雨が降った時はゴミで屋根を作ってしのぐ。
・将来の夢がある(建築家、大工さん、歌手、教師、、、)

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