Short Story 2nd
□番外編『不良でも動物好きはいる』
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「ガハハいっけ〜」
「うるさいアル!牛ガキ!」
「ワン」
ランボと神楽は定春の散歩をしていた。
まあランボが一方的に定春を連れていったのを神楽が追いかけたのだが…
「フン定春!頭にのってるの!そんなのポイッとするヨロシ」
「ワン!」
「グビャ!」
神楽の命令通りに定春はランボをブッ飛ばした。
「グビャァァァ!!」
そしてランボがぶっ飛ばされる先にはぶつかってはいけない―いやならない人がいた。
ドカッ!
「あっ…」
「………」
ランボがぶつかったのは―雲雀恭弥だった。