DVD・Blu-rayのレビュー
□か行
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このDVDは2004年の7月にカバヤ食品のガム一枚と映画一本が丸々収録された食玩として近所のスーパー等で一枚枚315円で水野晴郎シネマ館として発売された
十作品の中の一枚。
映画の始まる前と終わった後に金曜ロードショーみたいに水野晴郎氏の解説が収録されています。
お亡くなりになった為、追悼の意味を込めて観賞。
ロジャー・コーマン監督が「忍者と悪女」の撮影が早く終わった為、
ある出演俳優との契約が三日間残っていたためセットを利用しお得意の早撮りで撮影された作品。
主演がジャック・ニコルソン。
この頃は髪がふさふさで凄く若い(笑)
映画の内容よりそちらに目がいってしまいますね。
共演にボリス・カーロフ、ディック・ミラー。
この作品はホラー映画になりますが正直あまり怖くないです。ですが、
映画内に漂うB級感がまたいいです。
低予算で数日で撮り上げるロジャー・コーマンはB級映画の帝王っていわれるだけありますね。
トホホってなる作品も多いですが、憎めなくてとても好きなんです。
「ゴッド・ファーザー」の監督のフランシス・F・コッポラーもコーマンの元で働いていたらしいですね。
水野晴郎氏の解説はやはりいいですね。彼が亡くなり、あの解説がもう聞けないとなると寂しい限りです。彼の最後のあの名セリフは僕は一生忘れないでしょうね。