DVD・Blu-rayのレビュー

□さ行
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山田誠二監督作品。

WHDジャパンさんから発売された監督の前作のDVDを見てすっかりはまってしまって、このDVDのリリースは首を長くして待ちわびていました。

この作品は忍者にゾンビに妖怪に吸血鬼が勢揃いしたチャンバラありの娯楽作品です。

山田監督の他の作品に出演していた役者さんが何人もこの作品に出演していて嬉しかったりします。

化け猫役の中西絵理奈さんは他の作品でも化け猫役をやっていて、それがなかなかはまっていて、この作品でも再び化け猫役を演じてくれていて
嬉しいです(笑)
彼女の化け猫の姿がこれが可愛いんですよ。

他にも女性陣が色々な妖怪を演じていますが見た感じはコスプレって言ったら分かりやすいですかね(笑)
色々な日本の妖怪が出て来て楽しいです。

主演の大野由加里さんが演じる抜け忍とそれを追いかける女忍者が
かっこいいです。

特に物語のラストの二人の闘いが印象的で、少し切ない余韻が残るこのラストが好きです。


この作品は随所に必殺を思わせるシーンがあり、必殺を見た事のある方はニヤリとする事でしょう。

必殺のファンなら楽しめるのではないかと思います。

女郎蜘蛛が糸で相手を吊すシーンは僕も思わずニヤリとしました。

唐沢先生が演じるキャラクターについて
DVDの特典映像の中にある監督と大野さんの話しの中で出て来たのですが、監督に送った暑中見舞いにあのキャラクターの格好で唐沢先生が写真を撮って送ってきたのを本編でそのまま使ったとの事。

本編の凛々しい大野さんと特典映像の素の大野さんのギャップがまた印象的でした。

結構、特典映像で面白い話しが聞けるので楽しめました。

この作品で流れる主題歌が本編でいいタイミングで流れていて、作品にマッチしているんですよ。
この曲のシングルをAmazonで調べたのですが、どうやら単品では出ていないようで、この作品のサントラを探して買ってしまいました(笑)

凄くいい曲です。

DVDの画質も綺麗で
色々な要素が詰まって見た人をお腹いっぱいにする娯楽作品なのでお勧めです。

B級映画好きには溜まりませんよこの作品は(笑)
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