DVD・Blu-rayのレビュー
□あ行
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シュールレアリスムの名作。
1928年のルイス・ブニュエル監督作品。
この作品はわすが15分という短編映画ですが、
シュールで衝撃な映像の連続は芸術ともいえるのではないでしようか。
冒頭のカミソリで眼球を切られる女性のシーンは有名で後のホラー映画をはじめ色々な作品に大きな影響を与えているはずです。
ストーリーらしいストーリーはないのですが、
この作品は短いながらも長い充実した作品を見たなって感じることが出来る不思議な魅力を持っています。
DVDはIVC版、WHDジャパン版、紀伊国屋書店版のルイス・ブニュエルDVD―BOX6に収録されています。DVDの画質面のクオリティからいえば紀伊国屋書店版が一番と思います。
ですが、この歴史的な作品を気軽にふれてみたいなら3000円以上するIVC版、高い紀伊国屋書店版を購入するよりは780円という廉価価格のWHDジャパン版をお勧めします。
ルイス・ブニュエルが後世に残した傑作を沢山の人に見て欲しいと思いますね。