DVD・Blu-rayのレビュー
□ら行
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この作品は、一言でいうと日本文化を素晴らしく勘違いした最強のB級映画です。
主演がロッキー4のドラゴ役を演じたドルフ・ラングレン、共演にブルース・リーの息子ブランドン・リー。
2人とも個人的に好きな俳優だから楽しめました。
この作品はアクション映画としてはそれなりに頑張っていて楽しめますが、日本人には作れない勘違い的日本描写は神レベルです。
日本人に見えないヒロインがハラキリ(切腹)をしようとする行動。
クラブの名前が盆栽クラブ!?
その中で、何故か女性が相撲をとったり刺身が女体盛だったり、
更に主人公が日本好きなのはわかりますが家が江戸時代風の屋敷で変な布団、
暖房変わりのコタツ、
五衛門風呂。
笑える人にはかなり笑えると思います。
最後の戦いに赴くドルフ・ラングレンの姿がはちまきに変な羽織を来て戦いますが、これが物凄く変なんです(笑)
ツッコミどころ満載ですが、なんか憎めない作品で好きです。
ちなみにこのハチャメチャな作品を撮った監督は、アーノルド・シュワルツェネッガー主演の「コマンド」を撮ったマーク・L・レスター監督です。
ラングレンと「クロウ」の撮影中に事故で亡くなったブランドンの貴重な共演作品でもありますね。
変なアクション映画ですがB級映画好きには楽しめる作品ではないかと思います。