DVD・Blu-rayのレビュー
□ら行
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「狼よさらば」に続く、チャールズ・ブロンソン主演のポール・カージーのデス・ウィッシュシリーズの第2作目。
監督は、「狼よさらば」に引き続きマイケル・ウィナー。
共演にブロンソンの実生活の妻、ジル・アイアランド。
NYから舞台をロサンゼルスに移した。
前作では妻を殺され娘がショックで精神異常をきたしていたが本作では、その娘が再びお手伝いさんの女性とともにチンピラに強姦され死んでしまう。
お手伝いさんの強姦シーンの描写がちょっと見ていて辛いものがあります。
そのチンピラの一人にマトリックスにでている無名時代のローレンス・フィッシュバーンが出ているのも見所です。
前作では妻を殺したものに対しては復讐していないのに対して、
本作は娘を死に追いやった相手を一人また一人と復讐を果たしていきます。
その為、
前作にあった社会的なメッセージ性は薄れたものの娯楽的なアクション映画に仕上がっています。
僕はこのシリーズで最初に見たのが本作でこの映画を機会にブロンソン作品を見るようになりました。
ちなみにこの後、シリーズは3作続きます。
このシリーズのDVDは「狼よさらば」と「ロサンゼルス」がSONYから発売され、日本語吹替も収録。
残り3作は、20世紀FOXから発売されています。