DVD・Blu-rayのレビュー
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2001年に一部の劇場で公開された人気バンドMALICE MIZER主演のドラキュラ映画。
監督は武藤浩之。
ドラキュラ伯爵を演じるのはバンドのLIVEでもドラキュラを演じていたベースのYu〜ki。
主人公klaha役はボーカルのklaha。
他のメンバーのギターのmanaとko;ziもそれぞれヴァンパイアを演じている。
ヒロインのセシル役は、永吉輝美。この女優さんは知らないですね。
この映画の特徴は俳優のセリフがない無声映画ということ。
役者が動いた後に画面が真っ黒になり白字で日本語字幕と英語字幕がでる。
この映画はMALICE MIZERのアルバムの「薔薇の聖堂」の世界感を映像で表現したものでPV的な感じがします。
中世の世界が舞台でドラキュラ映画と来れば期待せずにいられないですが低予算の為かやはりセットがチープで演出と脚本の粗さが目立ちます。
映像的に美しいところは、あるもののやはりみていて辛い部分があります。
ヒロインのセシルを演じる女優さんはヌードまで披露して良いのですが、
中世という設定に日本人では凄く違和感を感じてMALICE MIZERのメンバーは、映画初出演ながらも結構演技も頑張っていただけに惜しい。
余程のドラキュラ映画好きかバンドのFANなら充分に楽しめると思いますが知らない一般の人がみると睡魔が襲うB級以下の作品になると思います。僕はFANでしたから問題なかったのですが、
一緒に見た母はやはり睡魔に襲われました(笑)