仮面ライダーフォーゼ
□一角獣は処女がお好き2
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『JKは処女』
そうとわかれば面白い。
弦太郎、ユウキ、賢吾はニヤニヤしながら部室を出ると、床に崩れ落ち、凹んでいたJKが追いかけてきた。
「貞操なんてとっくに捨てたッスよ!!」
誤解を解こうと諦めず、まだ喚いている。
廊下なのに。
「いや、今言ってるのは処女だから」
珍しく冷静につっこむ弦太郎。
「処女なんだろう?」
賢吾は不敵な笑みを浮かべる。
「だ、だからぁ!!」
「ちょっと待って!!」
いつの間にみんなの背後に立っていたのか
どこから話を聞いていたのか
友子はあの事件の詳細を知っているのか
疑問は沢山浮かび上がるか、友子が何かに気がついたらしく、とりあえず聞いてみる。
「ど、どうしたんだ?」
「ユニコーンは処女に抱かれるとおとなしくなる。ユニコーンのゾディアーツはJKに酷いことしようとしたんでしょう?おかしい……」
「……じゃあ」
「JKは……」