最低で最悪で最愛

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眉をしかめ人の影に隠れて敵意をむき出してるその姿はどちらかというと…

「怯えてるの?」

匡也は近くの席にテキトーに座ると頬杖をついて、久信の後ろにいる晃人をみた。
晃人はムカッときて反論した。

「誰がだ…!!近くにいると殴りたくなりそだから離れてんだろ!」

そんな様子に久信と尊がお互い顔をあわせると、匡也に戻した。
匡也は穏やかにニコニコしている

「やだなぁ。暴力はいけないよ」

「アンタがあんな事するからだろ!!くそ〜…のこのこ来やがって〜!」

「あんな事?あんな事って何?」

ニヤニヤしながら匡也は晃人に視線を送る。そんなワザとな聞き返しに晃人はイラッとして拳を握る。

「ははは…なんだろう…今物凄く殴りたい…」

そう言って飛びかかりそうになった晃人にビックリして、尊と久信が取り押さえた。

「…落ち着け。一応相手は上級生だから。」

「お前は女子全員を敵に回す気か!!」

晃人はジタバタした

「止めるな…!この能面ヤロウ一度シバかないと気がすまねー!!」

暫くそのまま取り押さえられてジタバタする間、匡也は余裕な態度でその光景を微笑みながら眺めていた。
そんな匡也に更にイライラする晃人だった。

今のこの状況にも楽しんでる匡也

最悪なほどに…


《嫌いだ…!!》


そう晃人は心で叫ぶのであった…




◇◇◇◇◇◇◇◇

3章まで読破ありがとうございます。


今回は題材は特になし
思い付かなかったとかじゃないですよ(笑)

今回は少し発展させたいと思って書いたんですが…。
結局変わらず…?
さて、どーなんでしょうね(ぇ

因に晃人は、1章で不良から逃げてましたが…実は、ケンカ強い!
けど、基本的には買わないし売らない子であるので、1章では逃げてました。

晃人をイジメずつ次も何か発展できたらいいなっと思います。
では4章で…!


2012 1 9
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