復活・日常生活集

□オタク彼女の質問と沢田綱吉の苦悩
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「なんで!!な・ん・で!ドラゴンボールのファンが少ないの!?」

「・・・・・・はい、これでその質問153回目ー・・・・。」



           
オタク彼女の質問と沢田綱吉の苦悩。





「だからさぁ!?ドラゴンボールは世界的大ヒット国民的で!
 日本の誇る、戦闘ギャグマンガだと思うわけよ!!いい、わかる!?!?」


・・・・・わかるも何も、小さいときからそればっかり聞かせられて耳たこだってー。

・・・・言えたら、どんなに清々しいことか!!
言ったら、ヒバリさん並みに恐ろしいよー。
もうなんか、咬み殺すとかのレベルじゃないよー。
10倍かめはめ波でベビーみたいに太陽まで吹っ飛ばされるよー。
いや、元気玉で魔人ブウ(純粋悪)みたいに生まれ変わったら・・的なこと言われるよー。
あー、もしかしたら龍拳爆発!!・・・とかってやられそうだなー・・・・・。


「ねぇツナ!!聞いてんの!?」

「・・っはい!!何でしょうか!!」

「・・・・・完全に聞いてなかったよね、今。」

「えええっ、そ、そんなことないよ!!」

「どーせ、かめはめ波で殺されるとか、元気玉で吹っ飛ばされるとか、龍拳で地獄に叩き落とされるとか、ファイナルフラッシュでセルみたいに身体の半分消されるとか、魔貫光殺砲で身体に穴開けられるとか考えてたんでしょ!!!」

「いやいや、そんなにオレドラゴンボール詳しくないから!! 
 確かに最初の三つはあってるけど、残り二つはマニアックすぎてわかんないよ!!」

「ツナだってドラゴンボールオタクの端くれなんだから、こんくらいわかんでしょーが!」


・・・・・いつからオレは『ドラゴンボールオタクの端くれ』になったんだよ。
そんなキャラ位置についた覚えはない!!
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