黒猫

□黒猫
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「銀さん!どどどどどうするんですか!?慰謝料払うお金なんてありませんよッ…!」



新八は隣に座る銀時の腕を上下に揺さぶった



朝、いつもの様に万事屋に出勤して来た新八が見たのは



藍色の膝上ミニの着物に黒のハイソックスを履いて眠る見知らぬ少女



閉じられた瞼の上には濃いめの化粧が施されている




やっと目を覚ました少女は体に出来たアザを見て満面の笑みで一言言った




“――慰謝料。”




銀時は反論すべく口を開く




「お前が勝手にジャンプに躓いて転んだんだろーが!」



『そんな証拠がどこにあるの?いいから早くお金。』



「悪魔ネ!この女可愛い顔して心に悪魔が宿ってるアルっ!」




満面の笑みで見るが男は私よりも笑みを浮かべた




「コレでいいか?」



テーブルに置かれた袋



『それッ…私の…!』



鈴は袋に手を伸ばすが



『……どういうつもり?』


「コレがお前のって証拠でもあんのか?」




男は袋を手に妖しく笑う




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