君に続く道
□第02話 予選開始と違和感
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「(確かめるまでもありませんね…)」
ハヤテの視線の先には上体を起こしたサスケの姿
「これ以上の試合は私が止めます。よって第一回戦勝者うちはサスケ、予選通過です」
「やったーー!!」
2階からナルトの大きな歓声が…
「はぁ〜〜、やっぱサスケ君よねぇ//」
頬を染めるいのの隣では
やる気のないシカマルにお腹を鳴らすチョウジ
「ハァっ、ハァ…」
ナルト達の方に視線を向けていたサスケだが
フッ…と後ろに倒れかけた
――が、その前にカカシが背中を支える
「ま、よくやったな」
カカシの言葉にサスケは鼻で笑う
「(獅子連弾までの動きは確かにガイの体術…リーって奴とひと揉めした時に写輪眼でコピーしたってわけか)」
「サスケー!お前さお前さ、ダッセー勝ち方しやがって!ボロボロじゃねーかバーカ」
ナルトが上から大声で叫ぶ
声はとても嬉しそうだ
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