君に続く道
□第02話 予選開始と違和感
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「(フン…ウスラトンカチが…)」
サスケは顔を上げナルト達を見る
すると医療班がやって来た
「うちはサスケ。君にも我々医療班が最善の治療をさせて頂く」
「君達じゃあ畑違いなのよ。コイツは俺が預かるから…」
カカシがそう言えばサスケは不思議そうな顔をする
カカシはしゃがむとサスケに耳打ちをした
「これから奥に連れて行って…呪印を封印する」
「なっ…予選が終わるまで待ってくれ!本選に残る奴の試合が見たい」
「駄目だ、そう熱くなるな。これ以上ほっておけば取り返しのつかない事になりかねない。二度もわがままは聞いてやんないよ」
サスケはカカシを見ながらゆっくり立ち上がると
肩を押さえ大人しくカカシと会場を出て行った――
そしてまた電光掲示板が次の対戦者の名前を表示する
ザク・アブミVSあぶらめ・シノ
凛はそれを確認すると素早く印を結び
分身を残してその場から姿を消した
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