君に続く道
□第02話 予選開始と違和感
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呪印の封印が終わるとサスケは気を失い地面に倒れ込んだ
「…柄にもなく相当疲れたみたいだな」
そんなサスケを目を細めカカシは見下ろす
「――封印の術まで扱えるようになったなんて…成長したわねカカシ」
「…っ!?」
後ろから聞こえた声にカカシはすぐさま振り返ってその目を見開いた
「アンタはッ…大蛇丸!」
そこに現れたのは
木ノ葉の伝説の三忍と称された大蛇丸の姿
「悪いけど…カカシ君に用は無いのよ。あるのはその後ろの子」
「ッ…」
怪しい笑みを浮かべながらゆっくり歩を進める大蛇丸…
「サスケに、これ以上近付くなッ…!!」
カカシは腕をかざし雷切を発動させる
「いくらアンタがあの伝説の三忍の一人でも、今の俺ならアンタと刺し違えるくらいの事は出来るぞっ!!」
すると急に肩を揺らしながら笑い出す大蛇丸に
カカシは更に強い眼差しを大蛇丸に向けた
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