君に続く道
□第02話 予選開始と違和感
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「何がおかしい…!」
「する事言う事全てずれてるわ。分かるでしょ…目的の為ならどんな邪悪な力であろうと求める心。彼はその資質の持ち主…復讐者なのよね」
「そこにつけ込んだか…だがサスケは――」
「いずれ彼は私を求める。力を求めてね…それに君が私を殺すんだって、やってみれば?――出来ればだけど」
「…ッ!!」
そう言うと
大蛇丸は姿を消した
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会場に戻って来た凛
決着は既に付いていて
シノが予選通過したようだ
丁度担架に乗せられ運ばれていくザクの姿を黙って見つめる
シノの周りには無数の小さな虫が飛んでいた
『(…虫を使うんだ)』
「…凛、どこ行ってたんだよ?」
何も言わない事に痺れを切らした流が周りに聞こえないように話しかける
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