君に続く道
□第04話 傷心
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貫通した右手に刺さるクナイを足で踏みつける
「ぅあ゛！もうやめ…て…ギブ…」
『！？』
その言葉を聞いて凛の目の色が変わった
『…させないって言ったでしょ！』
チョウジのマフラーを乱暴に掴み上げると頭だけが浮く
『許さないッ…お前だけは絶対！』
鞘から刀を抜くとチョウジの首に刃を突きつけ…
そして首めがけて刀を振り降ろす
「「――チョウジッ！！」」
いのと一緒にシカマルも叫ぶ
「っ…ギブアップ!!」
――ガキンッ！
凛の振り降ろした刀はチョウジの首１㎝の所に突き刺さっていた
『…なん、で……何で止めるのよッ！』
叫ぶ凛の視界には――
チョウジのマフラーを手前に引っ張るハヤテと
刀を掴むカカシの姿だった
チョウジが無事だった事に安堵の溜め息を吐くいのとシカマル
アスマも安心した様子で煙草の煙を吐き出した
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