君に続く道

□第04話 傷心
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「凛…」



『……ッ…』



「ほら、上行こうぜ?」




バンダナを握り締める凛の手にソッと触れた嵐は引っ張るように歩く




「ねぇ、待ってッ…僕も行く!」



『!?』




凛はその言葉に振り向くと


チョウジが走って来るのが見えた




「手、ありがとう」



『……ううん』




少し悲しげな顔をしてチョウジに微む



黙って見ていたハヤテだったがハッとした顔をすると口を開いた




「ゴホッ、第三回戦勝者…雪吹凛――予選通過です」




―――――――
―――――




「チョウジ!大丈夫か!?」



「うん、全然元気!…お腹は空いてるけどねっ!」




ナルトの第一声に頭を掻きながらチョウジは答える





「ハァ、まったくアンタは…」



「チョウジらしいな」



「まぁ、試合には負けたけど焼肉ぐらい奢ってやるか」





いの、シカマルのアスマ班が口を開く




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