黒猫

□黒猫
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「鈴っ!!」


「ぐはァァァ!!?」




神楽は近藤を蹴り飛ばすと鈴に抱きついた





『神楽…みんなしてどうしたの?』



腰にしがみ付きスリスリする神楽を見ながら不思議そうな声を出す鈴



「どうしたのって、助けに来たに決まってるじゃないですか!捕まって打ち首に――」




『私…別に捕まってないよ?』




「「…え?」」



笑いながらそう言う鈴に新八と神楽は気の抜けた声を出した





「つーかお前その格好…」


銀時の声に二人は鈴の服に目をやった



「なっ…!何で鈴がコイツらと同じ格好してるネ!?」



神楽は鈴から離れると目を丸くする



「しかもミニスカート…ッ」



新八は少し頬を染める




『けっこー似合ってるでしょ?今日から真選組の一員になりました、鈴でーす』



鈴は笑顔で言うと一回転して見せる





「「「真選組ィ!?」」」




三人は同時に声を上げた




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