眠り姫の夢

□もっと
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『うぅ…寒くて寝れない…』







布団に入っていても冷え性の私の足は氷のように冷たくて




先程から足を擦り合わせてはいるが一向に暖まる気配がない




それどころか冷たすぎる足のせいで身体までもが震え始める




『もぉ…寒すぎる……』





半ベソをかきながら布団の中で縮こまっていると




――グイッ




急に身体が横に引っ張られた




『わっ…!?』



「――これであったかいデショ?」





耳元で聞こえた低い声




『カカシ…』


「なぁに?名無しさん」


『起きてたの?』


「今起きた。名無しさんの俺を呼ぶ声が聞こえたからね」




『別にッ…!呼んでないし…//』



「素直じゃないなぁ」



カカシの息が耳にかかってくすぐったい



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