寄り道

□悩む男
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「なぁ、凛」



『……何ですか?』






「お前がさっきバキに…」



『さっきの今でバキの名前出しますか?ゲンマって無神経だね。で何ですか?』



「…答える気あるなら普通に聞けよ」



『無神経過ぎて心の声が口に出てました』



「顔にも出てるぞ」



『ゲンマほどじゃないと思います。』




「………」


『………』



無言で睨み合う二人




ここは大人のゲンマが話を戻そうと先に口を開いた




「だからお前がさっきやった技ってどんな技なんだ?」



『……百鬼一葬の事ですか…?』



「ああ、それの事だ」



『“ひゃっきいっそう”って言ってチャクラを刀に流し込んで振るんですけど…普通に刀を振る何十倍もの威力があって、
周りの物まで消し去ってしまう危険な技なので滅多に使わない技なんです』




「……オイ」




『でもあの時は怒りにかられて周りが見えなくて…』




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