トラブルライフ

□04話 
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騒がしい3Zの授業中


私は真面目に授業を聞いていた




『っ…!』




急に頭に激痛とまではいかないけど痛みが走り


頭を押さえながら後ろを振り返った




『今何かしたでしょ!』




睨みつけるのはもちろんドS沖田


すっごい涼しげな顔で私を見つめている




「枝毛見つけたんで。ほら」




その手には私から抜いたと思われる茶色い長い毛が一本




『だからって抜かないでよ!毎回抜いてたら私ハゲちゃうじゃん!!』




沖田にそう言った瞬間




「葉月!女の子が抜くとか抜かないとか、そんな卑猥な事言っちゃイカン!」



横から入って来た桂くん


卑猥な方に変換する桂くんが卑猥そのものだと思う




「何でィ。人がせっかく親切心で抜いてやったのに」



『ありがた迷惑よ!枝毛は先っちょ切ればいいの!』



「だから葉月!先っぽなんて女の子が言うものではないっ!」




バンッと机を叩いた桂くん




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