君に続く道
□第02話 予選開始と違和感
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ヨロイとサスケの戦いが始まった
敵がどんな術を使うか分からない為少し慎重なサスケ
それに呪印を気にしながら戦わなくてはならない
「(うかつにチャクラを練り込めば呪印が反応しちまう…つまりこの試合、写輪眼はおろか普通の術でさえそうそう使えないってわけか…)」
―――――――
――――
ヨロイに頭を押さえつけられたサスケは
身動きを取れないでいた
「(!?なんだッ…急に体の力が…)」
動揺するサスケにヨロイは小さく笑う
「お前っ…!俺のチャクラを…」
「フッ、今ごろ気づいたか」
ヨロイの腕を掴んでいたサスケだが
次第に手に力が入らなくなる
「っ、サスケ君!!」
思わず叫ぶサクラ
どんどんチャクラを吸い取っていくヨロイ
「ぐッ…、この…やろォ!」
――ドカッ
渾身の力で蹴り飛ばし何とかヨロイの術から抜け出したサスケ
下から蹴り上げられたヨロイの体はそのまま宙に舞った
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