君に続く道A
□第31話 平和な日常
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「えっ!?デートじゃないってばよ…!//」
赤くしながら言うと凛に視線を向ける
「凛は何ラーメンにするんだ?」
そう聞かれ凛は目を見開いてからその目を泳がす
『えっ…と、あの…私こういったお店入るの初めてで…』
「えっ!そうなのか!?」
ナルトは驚きの声を出すがオロオロする凛を見て口を開いた
「じゃあ俺と同じ味噌チャーシューにするってばよ!」
『えっ?』
パチクリする凛にナルトはニカッと笑う
「おっちゃん!凛にも同じやつ!」
「あいよ!ちょっと待っとけ」
『………』
凛はテウチが作る姿を物珍しそうに見ていた
「――お嬢ちゃんは名前何て言ったっけか?」
『っ!?…凛です。雪吹凛』
突然こちらを向かれドキッとするが小さく答える
「雪吹か…綺麗だなぁ!」
テウチがそう言った瞬間凛は悲しそうに微笑んだ
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