01/04の日記

17:37
『Arcifanfano』If話
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『Arcifanfano』If短編で、ツナが目覚めていたら…です
短い+若干ツナが病んでるので、苦手な方は回れ右して下さい


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 ぽんやりとした意識の中、薄く目を開く
 霞んでいた視界は瞬きを繰り返すとクリアになり、そこが病室である事が分かった
 ゆっくりと体を起こし、包帯だらけの自分を見て、自身の身に起こった事を思い出す
 それを思い出し、ふつりふつりと体内からナニカが湧き出してきた


「っふ……うぅ…」

 肩を震わし、拳を握る
 それは悲しみや悔しさでは無く、湧き出てくるのは、笑い。笑い。笑い


「くっ……ふふっ……あはははははは!!!」

 額に片手を当て、お腹にもう片方の手を回す
 暫くそうして、ふと笑いを止めて顔を上げた


「ねぇ獄寺君ねぇ山本。君達は俺を信じてくれないんだよね認めてくれないんだよねならもう良いよ俺も君達の事を信じないし認めないから君達の事好きだったけど嫌いになるからけどけど直ぐには無理だよねだってだって俺は君達とは違って本当に好きだったんだしどうしようどうしようかそうだだったら殺してしまおうそうだそれが良い君達を忘れられないなら殺してしまえば良いそしたらもう思い出す事もないよねあっは俺天才だそれじゃあ獄寺君山本今行くねああでも2人だけじゃ寂しいかなそうだそれならお兄さんも一緒にしてあげるねそしたら寂しくないよね大丈夫俺も直ぐ行くからねぇねぇねぇねぇ皆」

「マッテテネ…?」




―――
ちょっと書いてみたかった病んでるツナ

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