Arcifanfano

□ACT.5〜食事と真の守護者〜
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忍足謙也side


 久しぶりのツナの飯を食っとると、何処からかバイブ音が聞こえてきた
 周りを見渡すと、近くのテーブルに空色のケータイが置いてあるのが目に入った
 ツナのケータイや


謙「ツナー?ツナおるかー?」
綱「謙兄?どうしたの?」

 あんま遠ない所におったツナがコッチに気付き、小走りで近寄って来る
 っ可愛ええ///!!


謙「ケータイ。鳴っとるよ」
綱「あっ!ありがとう!!」


 俺からケータイを受け取ると、直ぐに開き、引き攣った表情をした
 …?何や?

謙「どしたん?ツナ」
綱「け…謙兄……コレ…」


 引き攣った表情のままツナが差し出したケータイん中を見てみると…


謙「な…何やコレ…」


 その画面にはメール315件。着信120件
 何っやコレホンマ!ストーカーか!!


謙「だ…誰からやったん?」
綱「えっと……ヴァリアーとアルコバレーノと黒曜と雲雀さんとリボーンと門外顧問と9代目…です」
謙「……怖っ」

 ってか9代目もメールとかするん!?
 寧ろそっちが気になるわ


綱「謙兄だって毎日メールしてたじゃん?」

 う…せやけどアレは、なかなか会えへんツナが心配やったからで……って
 ああ、そうか

謙「きっと心配やったんよ。最近ツナ、連絡してへんかったんやろ?」
綱「あぅ……そうだった…」
謙「返事、ちゃんと返しといてやりや?」


 それだけでも、安心するんやから




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