ロスタイム

□自信を持って
4ページ/4ページ




『只今戻りました!』




フュリーがを勢いよくドアを開けた。





『お疲れ様ー!』




ロイたちはフュリーに声をかける。






『よかったな!評判凄かったぞ』


『案外失敗すると思ったな』


『やればできるじゃないか』


『流石、私の部下だな。信じていたぞ』





『ありがとうございます!』




フュリーの表情は自信に満ちあふれていた。








『お疲れ様。うまくいったでしょ?』


リザがフュリーに話しかける。




『はい!中尉のおかげです。それに中佐に誉められたんですよ。次もお願いしたいと…』







フュリーは本当に嬉しかったようだ。








よかった…
やっぱり落ち込んだ部下の顔なんて見たくないもの。






『よかったじゃない。言ったでしょ?あなたは自分に自信がなかっただけ…自分に自信を持ちなさいって…』







『はい。最初は緊張したんですが中尉の言葉を思い出して頑張れました!本当にありがとうございました』





フュリーは深々と頭を下げ礼を言う。






『どういたしまして。次も頑張りなさいよ』




リザはフュリーに微笑んだ。




『はい!またアドバイスお願いしますね中尉』



『………えぇ』



リザは切なそうに返事をした。





















きっともうあなたにアドバイスはできないでしょう。




聞くなら大佐がいいわ。
優秀で頼りになる私達の上官だもの。






フュリー曹長、あなたはきっと素晴らしい軍人になるはず。




あなたが持っている特技や能力を生かして みんなを支えてあげてね。































Dear.フュリー曹長

またマイナス思考になってたりしない?
たまにはプラスに考えなさいよ。
自分にもっと自信を持ちなさい…

あなたは通信の能力に長けていてよく手助けしてくれたわね。
それにハヤテ号の世話まで…
あなたには感謝しているわ。
そしてあなたは気配りができて優しかったわね。
あなたはいい人間になるわ。
それとお願いがあるの、ハヤテ号を私の代わりに世話してくれないかしら。
ハヤテ号はあなたのこと気に入ってるから…
頼んだわよ。ハヤテ号をよろしくね…

曹長、本当にありがとう。

From リザ・ホークアイ


























━続く
前へ

[戻る]
[TOPへ]

[しおり]






カスタマイズ