終焉パレット
□battle.02
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「…?」
壊滅的なコムリンの暴走がようやく沈静化に向かったため、アレンは思わず忘れかけていたマーテルのイノセンスを届けるためにヘブラスカの元へ向かった。
そんなアレンが見たのは、アレンが入団直後にヘブラスカにイノセンスとのシンクロ率を見てもらったようにツバキがヘブラスカに抱き上げられて。
「ーーどうだ、ヘブラスカ」
「……」
口を開いたのは、床に足をついてツバキの様子を見守っていたマキ。その隣には、無言でツバキを見つめるミウの姿があった。
(どういうことだ…?)
深まる、ナゾ。
battle.02