私の望は異世界トリップ

□第6話 お昼だよ!全員集合!!
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私のは異世界トリップ
第6話 〜お昼だよ!全員集合!!〜










「あれ?なんで屋上にいんのあたし??」

「さ〜食べよ食べよ」






鼻歌混じりにお弁当を開けはじめるリト。





「リトの仕業か。それにしても凄い早業」

「だろ〜?」





と、得意げに言うリト。
右手にはからあげが刺さったフォーク。





もう食ってんのかよ?!



あたしもいそいそとお弁当を開け食べはじめる。



「凄いのは認めるけど、もっと普通に来てよ。
ビックリしたじゃん」

「俺もそうしたかったけど、朝教室に入ってから
女子の質問が凄くて!このままだと昼休みも捕まって教室から出られないと思ってさ〜。
亜加里もこんな感じだろうから、授業終わって全速力よ」

「そうだったの。あたしよりもリトの方が大変そうだね。」

「はははっ。あ、そうだ、いちご牛乳とコーヒー牛乳どっちがいい?」





と、500mlのパックを差し出すリト。





「何時の間に買ってきたの?」





朝は何処にも寄ってないし、授業が終わってすぐに屋上に来たし
買う時間なんてなかったはず。





「それは〜企業秘密っつー事で」

「そうっスか。じゃあいちごで」




パックを受け取り飲む。




「そのからあげ美味しそうね。卵焼きと交換しない?」

「いいよ〜」

「わーい!ありがと」










…え?








「唯笑?!何時の間に!」

「さっきからいたけど?」

「全然気づかなかった…」

「そりゃそうよ。気配消してたから」





何で?と聞きたかったけどやめることにした。
悠也と魁も一緒で、3人共お弁当を食べていた。





「ビックリしたぜ〜?亜加里、急にいなくなるから」

「そうそう。そしたら唯笑が「屋上ね!」って言って
マッハで階段駆け上がってってさ」

「そ、そうだったの…。凄いね唯笑」

「亜加里の事ならなんでもわかるのよ」





『………』




「ところで亜加里。この同じ顔をした人は?」




「あ、ごめん。言ってなかったね。
あたしの双子の兄」



「桜 リト です。

俺も今日から亜加里と一緒に立海に通ってるんだ。
クラスはD組、よろしくね」



『双子―――!!!』



3人共相当ビックリしてた。
そりゃそうだ。



皆それぞれ自己紹介して、お昼を食べる。




天気も良くて凄く気持ちが良い。




和やかな空気に包まれていた





屋上のドアが開かれるまでは…。






ガチャ






「へぇ〜珍しい。先客がいるなんて」


「ホントだ。…ん?あれ、リトじゃん」


「知り合いか?」


「あぁ、おぉ――い、リト―!」






「あ、ブン太だ。」







「え?(ブッ、ブン太?!)」







……





だけじゃない!






全員集合なさってる!!!









2007/8/22

修正 2010/03/20







はい。名前と少し喋っただけです…。

すみません亜加里さん。

次は全員出ます!







 

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