私の望は異世界トリップ

□第28話 合縁奇縁 3
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私のは異世界トリップ
第28話 〜 合縁奇縁 3 〜








「あ、もしかして、ケータイを拾ってくれた人ですか?」


宅配便のトラックが出た後、道路に出て私達に尋ねたのは
同い年くらいの少女だった。





「はい、そうです」

「あ、とりあえず、どうぞ。上がってください」



『おじゃまします』




彼女の部屋に通された私達。
女の子らしい部屋なんだけど…その、ちょっと散らかっていた。
彼女は飲み物を用意すると言って行ってしまった。




「人の家って緊張するよね」

「うん…」





ガチャッ





「お待たせしました〜」





彼女が飲み物とお菓子を持って戻ってきた。





「どうぞ」

『すみません。ありがとうございます』




ハモった…。




「双子ですか?」

「えぇ、まぁ…」

「あ、自己紹介まだでしたよね?
私は 柳 瑠璃 っていいます」

「桜 リトです」

「桜 亜加里です」

「道に迷ったって言ってましたよね?
ここの人じゃないんですか?」

「えぇ、神奈川から来たんです。
適当な駅で電車降りてフラフラしてたら迷っちゃって」

「アハハ、そうなんだ?神奈川か〜。
立海大附属中学校って知ってます?
そこの男子テニス部に凄く可愛い子がいるんですよ〜」




うっとりしながらそう言う彼女。


はて?男子テニス部に可愛い子。

可愛い子…

まさか…?





「丸井ブン太と切原赤也?」

「そう!その2人!!知ってるの?!」





やっぱりかぁ〜…







「私達、立海の3年で、テニス部のマネージャーやってるの」

「えぇっ?! 私、氷帝の3年!
私もテニス部のマネージャーなのっ!」

「へぇ〜!凄い偶然だな〜」



なんとなく。なんとなく、そんな感じだと思ったけど

まさか本当にそうなるなんて…。

じゃあ、やっぱりあのケータイは…




「じゃぁ、これから試合とか合宿で一緒になるかもしれないね。
私のことは瑠璃って呼んでね!よろしく」

『こちらこそ、よろしく』






1人、氷帝のお友達がふえました。







「あ、そうだこれ。ごめんなさい、渡すの遅れちゃって」





私は拾ったケータイを瑠璃に渡す。




「いえいえ。わざわざありがとうございました!
もうすぐ本人が取りに来るから。」





マジで?来るの?

侑士が?

見れるの?

丸い伊達眼鏡が。

聞けるの?

あのエロヴォイスが?








ピンポ〜ン





噂をすればなんとやら

来ちゃったかも、しれません。







2008/10/31

修正 2010/03/23





恥ずかしいっ!!!

何この短さ!!

こんなん載せてしまってもいいのだろうか…。

すみません。
去年の夏頃調子にのって書き散らしたものを載せていますので
もう訳わかんない事になってます。

多分、暑さでやられてたんだと思います。






 

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