「好きです」





隼さんに私の想いを唐突にストレートに告げてみた。

隼さんは何も言わずに固まってしまった。

きっと頭の中で私の言葉を反復して整理しているのだろう。



「隼さんの事が好きです」



そんな隼さんに追い討ちといわんばかりにもう一度。

そうしたら、可哀想な程おどおどおたおたし始めてしまった。

一頻り隼さんの反応を楽しんだ私は隼さんを残して部屋を出た。





呼び止める事も腕を掴む事もしてくれない。





まったく…。





一生迷ってろ そして失い続けるんだ……貴重な機会(チャンス)を…!














2014/12/15











 


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