家庭教師 夢
□Don't take out a hand.
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「俺・・・暁のこと好きなんだ
付き合ってくれ！」
「え・・・っ
私も・・・山本君のことずっと好きだった！」
俺とうさぎは両思いで
恋人同士になった。
ずっとずっと、
俺の片思いだと思ってて
でも、伝えたことで
避けられちまったらどうしようとか考えて
ずっと、伝えられずにいた想い。
でも、伝えてみたらなんか両思いで
俺、すっげー幸せだ！
「うさぎ〜おはよ〜」
朝、登校しているうさぎを後ろから抱きついてみると、
「きゃっ！山本君？」
と、可愛い声をあげる。
「おはよっ」
「はははっ！一緒に学校いこうぜ？」
「うんっ」
二人仲良く並んで道を歩く。
そして、たわいもない話で盛り上がる。
そんな毎日が楽しくて
幸せだった。
が、付き合い始めて２ヶ月くらい経ったある日・・・
「はぁ・・・」
なんだかうさぎの様子が最近おかしい。
「おいうさぎなんだよ朝からため息付いて・・・」
「あ・・・う〜ん・・・
ちょっと考え事・・・。」
そう言ってうさぎは俺の制服の裾を
ちょいっとつかんできた。
そんなちょっとした仕草が
可愛くて・・・
でも、なんだか元気のないうさぎが
俺は心配だった。