家庭教師 夢
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フラン「うさぎ先輩は、ミーと一緒にいると
どきどきっとしないんですか?」
うさぎ「するよ。フラン見てるとすごくドキドキする。」
うさぎのその回答に
今度はフランがドヤ顔。
フラン「うさぎ先輩、それは本当ですか?!」
うさぎ「うん。フラン、ベル先輩と一緒にいて喧嘩するから
怪我しないかいつもドキドキしてるよ。」
フラン「・・・がっくしですー」
フランは無表情のままだが
確実にがっかりした声でそう言い放った。
うさぎ「え?」
ベル「しししっ フラン残念♪」
フラン「でもこの流れだと、ベル先輩へのドキドキも
そんな感じだと思いますー」
ベル「そんなことねーよ。だって俺、王子だもん」
うさぎ「ベル先輩には、またちょっと違ったドキドキです」
ベル「ほらな。うさぎ、どんなドキドキだよ?王子に言ってみ?」
うさぎ「ベル先輩は、すぐにナイフを投げるから
いつ流れナイフが来るかドキドキです〜」
無垢な笑顔のうさぎに
ベル「・・・」
ベル沈黙。
フラン「ぷぷーー。堕王子はっずかしー
カッコつけて、うさぎ先輩怯えてるだけじゃないですかー」
ベル「んだと?!この蛙」
フラン「怒ったんですか?堕王子〜」
ベル「だ・れ・が 堕王子だ!!」
うさぎ「あっ・・・け、喧嘩は・・・!」
ベルがフランにナイフを投げ始め、
そんな二人を見ているうさぎがまた
不安によりドキドキしているというのは言うまでもない。
ルッスーリア「あら〜、また3人で仲良くていいわね♥」
スクアーロ「いや・・・違うだろ?」
続く*戻る*