原作沿い連載
□獄寺隼人
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ツナとの学校生活は楽しかった。
そんなある日
「イタリアに留学していた転校生の獄寺隼人くんだ」
え?イタリア?
つか、
顔綺麗・・・
「かっこよくない?」
「帰国子女よ?」
「なまえ君に続く謎のイケメン転校生・・!」
謎のって・・・
オレ謎なのか・・・
てか、獄寺って名前どうよ
地獄の獄だよ?
「ね!ツナ!」
「ん?」
「あの転校生、ちゃらいね!」
「あわわわ、そんな事簡単に言わないで!!」
ツナはちょっとビビってるらしい。
あ、睨まれてる。
と思ったら獄寺隼人くんはツナの机をがっつりけった。
「ええ!?ツナ知り合いか?」
「知るはずないよぉ!あんな怖い人!!」
どうやらツナは知らないらしい。
さっきの女子じゃないけど、
ほんとに謎の転校生だ・・・。
*
ツナと校舎を歩く。
「ちぇ、なんだあの転校生」
ツナはさっき獄寺隼人くんに蹴られたのが
なんだかよくわかんなくて
少し怯えているようだった。
「ねー!でも、銀色の髪は綺麗だったよー」
俺は獄寺隼人くんを思い出す
「まぁ、アクセサリーは校則違反だとしても
あんなに睨まなければきっとかわいいのにー」
「そうだね・・・わっ!」
「ん?」
ツナはだれかにぶつかったみたいだ。
「おーいて 骨折しちまったかも」
いや、今ので骨折って・・・
「はははっ、すいませんねー!
でも不良先輩、今ので骨折ってありえませんよね?」
「な!なまえ君!!」
「にげるぞーツナー♪」
喧嘩を吹っ掛けるのも俺にとっては初めてで
なんか楽しい。
ま、ツナは超ビビってるみたいだけど。