家庭教師 夢

□キミの一番
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もとは俺がうさぎに未来の話をしたこと。


ここ最近、行方不明になっていた
俺の事を心配したうさぎ。


んで、帰ってきた俺にまっ先に飛びついてきたうさぎ。

泣きながらどこ行ってたの?なんて聞かれたら
答えないわけねーしな。


で、うさぎに未来での事を話して、
俺のボックス兵器
次郎と小次郎を見せた。


すると、


次郎のやつうさぎにすげー懐きやがって


うさぎをもうずっと独占中なのな。


小次郎はうさぎに構ってもらえなくって
ボックスに入っちまうし。



俺もうさぎに構ってもらいてーのにー。


ここ俺の部屋だぜ?

俺とうさぎは恋人な?


で、なんでほかの男(次郎)と遊んでいるところ
俺見なくちゃいけねーんだよぉ!




「うさぎ〜」



「あはは、くすぐったいよぉ」


「わんわんっ」



うさぎに俺の声が届かねー。


うわ、切ねー



「わんわんっっ」


ペロッ


「ひゃっ!
もう、次郎舐めないで!」


と、うさぎの頬を次郎が舐める。
ちょっと許し難い!



「おい、次郎!」


そんな俺の必死の叫びも・・・



「キャンキャン!!!」


「分かったよぉ次郎〜」



次郎の声にかき消されて・・・

つかうさぎもそろそろ次郎飽きてくれ


おれうさぎに頭なでなでなんてされたことねーのに・・・









俺は放置され続け



すっかりいじけちまった。












 
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