家庭教師 夢

□◇
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フラン「うさぎ先輩は、ミーと一緒にいると
どきどきっとしないんですか?」



うさぎ「するよ。フラン見てるとすごくドキドキする。」



うさぎのその回答に
今度はフランがドヤ顔。



フラン「うさぎ先輩、それは本当ですか?!」



うさぎ「うん。フラン、ベル先輩と一緒にいて喧嘩するから
怪我しないかいつもドキドキしてるよ。」







フラン「・・・がっくしですー」


フランは無表情のままだが
確実にがっかりした声でそう言い放った。


うさぎ「え?」


ベル「しししっ フラン残念♪」


フラン「でもこの流れだと、ベル先輩へのドキドキも
そんな感じだと思いますー」


ベル「そんなことねーよ。だって俺、王子だもん」


うさぎ「ベル先輩には、またちょっと違ったドキドキです」


ベル「ほらな。うさぎ、どんなドキドキだよ?王子に言ってみ?」


うさぎ「ベル先輩は、すぐにナイフを投げるから
いつ流れナイフが来るかドキドキです〜」

無垢な笑顔のうさぎに


ベル「・・・」


ベル沈黙。



フラン「ぷぷーー。堕王子はっずかしー
カッコつけて、うさぎ先輩怯えてるだけじゃないですかー」


ベル「んだと?!この蛙」

フラン「怒ったんですか?堕王子〜」

ベル「だ・れ・が 堕王子だ!!」

うさぎ「あっ・・・け、喧嘩は・・・!」


ベルがフランにナイフを投げ始め、
そんな二人を見ているうさぎがまた
不安によりドキドキしているというのは言うまでもない。



ルッスーリア「あら〜、また3人で仲良くていいわね♥」

スクアーロ「いや・・・違うだろ?」



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